薔薇色ノ約束 12話 | 3巻ネタバレにご注意ください

2017年9月7日

プレミアCheese!10月号の薔薇色ノ約束12話の感想です

薔薇色ノ約束　第12話　宮坂香帆先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！

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単行本派の方、まだ発売されていない 3巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

烈のお父さん…、彩葉のことも彩葉のお父さんのことも悪く言うなんて、酷すぎます……。

家の格、それだけで彩葉の人間性を決めつけているのですね。

父を侮辱されて彩葉が感情的になってしまうのは、当然のことだと思います。

そんな彩葉を止めたのは烈でしたが、本当は烈も同じくらい、

自身の父に対して腹を立てていたのではないでしょうか？

突然、この婚姻は認めてもらえていないと知って、当然彩葉は困惑していたけれど、

烈の目で言葉で、彩葉の苦しみは取り除かれていて安心しました。

「だが… オレは君と添い遂げたいと思っている　君を手放したくない　絶対に

オレの手の届く場所で愛したい　ずっと…　君の両親のこの指輪に誓って…」

彩葉を継母の元から引き離したい一心で、順番が逆になってしまったということも、

烈がそれだけ必死になって彩葉を守ってくれた、その証ですよね。

12年の想いを奪わせまいと、彩葉にだけ強い執着を見せる烈にドキドキしました…！

彩葉の継母が不知火の家に来たのは、本当にびっくりですね！？

まさかお金を用立てて貰おうと考えるなんて……、その強欲さには驚愕します……。

1人で勝手に会社の買収を決めてしまったのでしょう？？？

屋敷が抵当に入れられたから丁度良かった、だとか本当に自分勝手なことばかり！！

さらに彩葉の立場を利用しようとする継母の発言、行動、許せません…！

烈のお父さんに直接お願いしようとする継母を、泣きながら止める彩葉の姿に胸が痛みました……。

だからこそ、烈が彩葉をまた守ってくれたことが、とても嬉しくてたまらなくなります！！！！

「お継母様ご心配には及びません　六条邸の抵当権は私が買い上げました」

「悪いが六条の事業も全てオレが引き受けた　生憎君たちに残る物は何もない　その傲慢さ以外はな」

勝手とか卑怯とか、継母が言えたことではありませんね。

継母に向けられた烈の目と言葉は、とても冷たくて恐ろしさを感じますが、

しかしそれは彩葉を守るためであって、烈の彩葉への執着には、やっぱりドキドキさせられます！！

「愚問だな　今更わからないなんて言ってくれるなよ？　誓ったはずだ手放さないと」

烈にとって、彩葉を守るのは当然のことなのですよね！とってもキュンキュンしちゃいました

六条家が烈の資産とすることで、家の格とやらの問題をなくす―――

何か考えがあった烈のそもそもの狙いは、そこだったのでしょうね。

烈のお父さんは彩葉と烈の結婚を認めてくれるのか、ものすごく気になります……！

12月号 13話が、今からとっても待ち遠しいです！！！！