LaLa 2月号　斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない　18話　感想☆

2017年12月28日

月刊LaLa2月号の斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない18話の感想です

斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない　#18　晴海ひつじ先生　著

ネタバレありの感想です。ご注意ください！

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ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 4巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

浬くんが見ている夢の中――― から始まりましたね。

幼い頃から浬くんは、すごく寂しい思いをしてきたのだと分かります。

お母さん、どうして燈さんばかりを可愛がるのでしょう…？

ちゃんと浬くんのことも気に掛けてはくれてるけど、明らかに態度に差がある！！

浬くんはお母さんが大好きで、だから「好きだよ」と言ったのに、「なんだ良かった」だけって……。

『「好き」って言ったから　むこう行っちゃったのかな…

もう一回こっち向いてくれないかな　そしたらもう好きなんて言わないのに』

お母さんの態度によって、浬くんがこんな風に考えてしまっていること、とても悲しくなりました。

起こしに来てくれた湊くんは、浬くんが嫌な夢を見ていたのだと気づいたのですね。

浬くんを気遣う湊くんと、湊くんとエマさんのことを気に掛ける浬くん。

2人の間に言葉は多くはないけれど、兄弟としての愛情の絆がしっかりあります。

だけど、浬くんと燈さんは…。だって仕方ないですよね…。

「風香ちゃんに好きって言わないの？」

アホくさ、の一言で浬くんが去っていったことを、燈さんが不満に感じるのは分かるけど、

でも過去のことを考えると、浬くんが燈さんに冷たい態度しか取らないのは、

浬くんと燈さんが仲良くできないのは、もう仕方ないのでは……なんて思ってしまいます。

燈さんが言っていた、「浬って動揺すると逃げるよね」ということも理解できますけど…。

風香は浬くんを好きだと自覚したものの、まだ心の準備ができていない中、

いきなり浬くんに触れられて慌ててしまっただけなのですよね。

だけどそれが浬くんに伝わる訳もなく……、勘違いされてしまってすごく不安になりました。

『あ…　つい…　だって今ドキドキしてるし…　触れたら好きって気付かれちゃう…

バカにされるに決まってるのに…』

せっかくの旅行なのに風香は空元気、なんて悲しかったです。

でも、浬くんと2人になったら頑張れましたね！！

言葉では最後まで伝えられなかったけれど、風香の表情と触れた手から、

あれは誤解だとしっかり伝わったのではないでしょうか。

綺麗な月を見上げながら 2人で素敵な時間を過ごせていて、キュンキュンしました

風香にとっても、浬にとっても、いい思い出の旅行になってくれていたら嬉しいですね。

ただ、燈さんが風香に告白することを決めて、宰さんも渋々とはいえ宰さんの提案を飲むことを決めて、

一体この先はどうなっていくのか、まだまだハラハラします…！！！！

フラれて恋愛対象になるところからが勝負！もし風香が出て行くと言ったら引き止めてほしい。

宰さんにそうまで言った燈さん、もちろん本気ですね。

そして、風香も浬くんへの気持ちは高まっているので、大変なことになっていくはず……。

『あの後も浬君は何も言いませんでしたけど…　私を拒まないでいてくれましたよね…

だから…私…　その先を望んでもいいですか…？　　　この恋が叶いますように』

あっちもこっちも…な状況に気づいている宰さん、3人の仲の取り持ち頑張ってください！！