三日月と流れ星 21話 | 5巻ネタバレにご注意ください

2018年4月3日

Cookie (クッキー) 5月号の三日月と流れ星 21話の感想です

三日月と流れ星　第21回　椎名あゆみ先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！

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ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 5巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

へらへらしたかと思うと、深ーいため息。たしかに「恋する乙女」の症状！！

恋する乙女の充希の様子を、少し離れたところから見守りつつ、

でも多分わざと、充希に聞こえるように充希の話をしている、莉子ちゃんと未依ちゃん。

早く相談してほしそうだけど、充希から来るのを待っててくれるのは、有り難いですね。

諦めると決めたはずの浅井さんへの想いを、一周回って完全に振り出しに戻った恋を、

さすがにちょっと恥ずかしい…、って相談できない充希の気持ち、莉子ちゃんにはお見通し！

それに、浅井さんには「お客様として…」と線を引かれていますし、

また好きになってもらう努力を一からしないといけない充希は、

どう相談していいか分からないところもあるのかな、なんて思いました。

しかし白石くん、ちょっとしつこいですね……！？まだ充希のこと諦めていなかったとは。

白石くん対策としても、浅井さんとの関係を進めるためにも、恋する乙女の気持ちとしても、

夏祭りの花火大会に浅井さんを誘えたら、それはもちろん嬉しいこと。

だけど、ガーデンリフォームが終わるまでは会える口実がある、とそれだけで幸せな充希が、

とても健気で可愛いなぁ、と思いました

充希は浅井さんといたいから、ガーデンリフォームの作業が早いペースで進むのは残念で、

一方浅井さんも、早く終わると充希に会えなくなるから寂しいと思っている…のだったら嬉しいですね。

ガーデンリフォームの後、浅井さんとの帰り道でデート気分を味わってる充希が、本当に可愛すぎます

しかも、浅井さんから夏祭りに「じゃあ…　…ちょっとよってく？」と言ってくれるなんて！！！！

当たり前に次の約束ができる関係ではないけれど、どうしようもなく期待してしまう充希。

切なさを感じてしまうけど、浅井さんの隣で楽しそうな笑顔も見せていましたね。

でも、偶然玲於と会って、3人で顔を合わせると張り詰めた空気―――

『あれからずいぶん時間がたつのに　玲於とは普通に話せるようになったのに…』

『この気まずさが消えない限り　告白なんてできない』

浅井さんが玲於に対して、言い訳みたいなことを言ったこと、充希は傷ついてしまったでしょうか…。

もう少しだけ花火が見たい、と話す充希の笑顔は悲しみをこらえているように見えて、

すごくすごく切なくなってしまいます……。

それから今回、未依ちゃんからうじうじ玲於へのお説教、迫力ありましたね！！

「玲於誓いましたよね！？もう絶対充希ちゃんのこと泣かせないって

あの言葉は意地でも守って下さい！

玲於のそのもやもやは完璧に隠して墓場まで持って行ってください！」

「どうしても隠しきれなくなったら… その時は　未依に吐き出してください！

玲於の行き場のない気持ちは　未依が全部うけとめますから！」

充希への想いに諦めはついてるけど、充希と父の関係についてはどうしても気持ちの整理ができない玲於。

ですが未依ちゃんに怒鳴られて、ちょっと目が覚めたと言った玲於は、

また1つ大人になり、ここからまた変わっていくのでしょうね。

そして、やっぱり拓海くんと上手くいかない未依ちゃんの気持ちは、玲於への想いは、

どうなっていくのか…ということもとても気になります。次回が待ち遠しいです。