王子様には毒がある。 31話 | 8巻 ネタバレにご注意ください

別冊フレンド7月号の王子様には毒がある。31話の感想です 

王子様には毒がある。 第三十一話　柚月純 先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！ 

 

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ネタバレ大丈夫ですか？

 

 

単行本派の方、まだ発売されていない 8巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

 

 

 

 

颯太のマフラーを巻いて登校する りず、可愛すぎません？？？ 

キョロキョロと 颯太の姿を探して、ひっそりと 見つめる、りずの いじらしさにキュンとしちゃいます。

『ねぇ 颯太　あたし うぬぼれてもいい…？　颯太の気持ちが全部 なくなったわけじゃないって

あたし これからも　颯太のこと　好きでいてもいい…？』

希望を見つけた りずの頼もしい味方、マキちゃん＆さやかちゃん！！

颯太のマフラーだと 気づくや否や「もしや パチった？」なんて、ちょっと辛口なところも あるけれど、

今は 望みがないとしても、もう一度 颯太に振り向いてもらえるように、頑張りたい りずのため、

いつものように 協力してくれる、とっても優しい 2人。

……まぁ、またカタチから入るパターンなのは 笑ってしまいましたが。

 

一方 颯太は、染みついたアイドルっぽい思考から 抜け出そうと必死！？ 

別にいいじゃない！ 不良グループのボスだとしても ツヤ肌キープ目指したっていいじゃないですか！

無理して タバコに手を出そうとするなんて、ダメー！！ やめてー！！ 

…という気持ちで いっぱいだったから、りずが止めてくれて ホッとしました。

しかし その格好は一体！！？？ もう びっくりですよね。

「あたしは藤校の女切り込み隊長 人呼んで紅い流星　朝倉りずだよっっ」

特攻服を着て 突然『夜露死苦！！』とご挨拶。どうしちゃったの りずさん。

颯太も 犬飼も、意味が分からず『しーん…』となりますよ。それは そうですよ！ 

ヤンキーに近づきたいなら まず自分がヤンキーになりきらなくては。

あれあれ？ マキちゃん さやかちゃん、それらしいこと言って 楽しんでるだけなのでは？？？

 

とはいえ、たしかに りずが颯太に近づくためには、これくらい突飛なことをしないと ダメなのかも。

正攻法でいっても 追い返されてしまう、と りずも考えた上での、特攻服なのですね。

「颯太さんっ　こないだは 危ないところを助けてくださって ありがとうございましたっっ

あたしも颯太さんのように 強くなりたいです　 どうか あたしを　颯太さんの舎弟にしてくださいっっ」

また わざわざ嫌われるような言葉を残して、りずに取り合おうとしなかった 颯太だけれど、

……大丈夫。りずが、どうにか颯太の近くにいたい！と 頑張っている事は、ちゃんと颯太に 伝わってます。

じゃなかったら、りずから顔を逸らした後に あんな顔はしませんよね？ 

 

 

全然 取り合ってもらえなかった…、颯太に気持ちが伝わっていない… なんて弱気になって、

落ち込んでしまった りずを、犬飼が元気づけてくれることになるとは 意外な展開！！ 

「ナメクジ女ってのは 撤回する　オレの舎弟にしてやってもいいぜ！！」

「まあ 聞け　より強ぇヤツに憧れる気持ちは オレにも よくわかる　…オレの下で 場数踏んだら

いずれ 颯太さんの舎弟にしてやってもいい」

りずの「あたしも颯太さんのように 強くなりたい」という発言を、

疑いもせず、真っ直ぐに受け取った 犬飼。熱い男です……！！！！ 

うーん…、そんなに悪い子ではないのかなぁ…。でも、ちょっと 真っ直ぐすぎますね。

修行の一環だからと りずのため、大切なものを奪われた 仲間のため、

本人なりに 真剣に考えているんだとは思うのですが。

敵のアジトに奇襲って！！ 一体なぜ そんな展開に！？ りずは 少女マンガのヒロインなのにー！！

 

もちろん、りずが 奇襲なんてできる訳ないし、ヤンキーの喧嘩に 参加できるはずもないし、

そもそも 奇襲自体が無謀だし、そもそもそもそも 目的の「頭」がいないし……。

犬飼に従うのは、もう絶対に やめた方がいいと思います。

しかし、取り残された りずが、敵の「頭」と遭遇してしまったのは 不運でしたね。

手柄を立てるチャンス！！と りずが焦ってしまったことも原因で、招いてしまった 大ピンチ―――

だけど そんな時は、絶対に 颯太が助けに来てくれるんですよね…！！！！ 

颯爽と駆けつけてくれた 颯太―！！ カッコよすぎますー！！

そして やっぱり、いざとなったら「かわいい そうた」を演じて 利用する、強かさ！ さすがです！ 

 

犬飼から 事情を聞いて、すぐに助けに来てくれて、そして 見事、りずを助け出してくれた颯太だけど、

りずが ものすごく危険な真似をしたこと、怒るのは 当然だと思います。

でも 反面、りずが そこまでして自分を追いかけてくること、颯太は 嬉しいでしょうね。

「ごめんなさい　少しでも　颯太の近くに行きたかったの」

「…これ以上　オレを調子にのらせんな」

りずを抱き締めている時の颯太の表情は よく見えないですが、

嬉しい気持ちが伝わってきて キュンキュンしました

オレを調子にのらせんな、の意味を りずは全く分かっていないだろうなぁ、とは思うけど、

しかし 颯太に「オレの舎弟にしてやるっつったんだよ」と言ってもらえて、

りずも喜びの笑顔で 今回を終えていたので、ここから どうなっていくか、次回への期待が高まりますね 

32話は 9月号！！ とっても楽しみです！！！！