藤原くんはだいたい正しい 30話 | 7巻ネタバレにご注意ください

2018年7月17日

ベツコミ8月号の藤原くんはだいたい正しい30話の感想です

藤原くんはだいたい正しい　lesson30　ヒナチなお先生　著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください！

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ネタバレ大丈夫ですか？

単行本派の方、まだ発売されていない 7巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

ヒツジちゃん、藤原くんから告白を受けて、しばらく頭が真っ白になってしまったのですね…。

でもお風呂に入りながら、冷静になって考えることは『早く忘れなきゃ』―――

藤原くんの顔が頭から離れなくても、白滝くんの彼女なんだからと自分に言い聞かせて、

ヒツジちゃんの本当の感情を、何とか押し殺しているようにしか見えません。

一方藤原くんは、ヒツジちゃんに告白を受け入れてもらえないこと、分かっていたけれど、

それでも気持ちを止められなかったんでしょうし、もう諦めるつもりはない…！！

「好きって言われても無理だって…　分かってるよね…？」

「うん　分かってる」「お前こそ分かってる？　人の彼女だって分かってて告白した意味」

藤原くん、ヒツジちゃんを離す気がないことが瞳の強さから伝わってきますね。

一方、藤原くんが言う「意味」なんて分からず、ドキドキが止まらないヒツジちゃんは、

必死で藤原くんのことを考えないようにしていて、辛そうな表情がすごく切ないです。

いつもみたいに明るく、白滝くんに話しかけてプレゼントのお菓子を渡したヒツジちゃんだけど、

白滝くんにはすぐ、ヒツジちゃんの様子がおかしいこと、気づいていましたね。

まぁ……、「遊園地」って聞いた途端に若干しどろもどろになってましたもんね……。

ヒツジの様子がおかしいのは藤原が、またヒツジになんかした、から。白滝くんにはお見通しです。

にしても藤原くん…！あっさり「うん告白した」とは…！覚悟を決めたら振り切ってますね…！

ただそれでも、少しだけ気まずそうな表情にも見えるので、やっぱり白滝くんに対して、

申し訳ない気持ちはちゃんと持ち続けているのだろうなぁ……と感じました。

告白したことをあっさり話した上に、階段から落ちそうになったヒツジちゃんを受け止めた藤原くん。

そんな光景を目の前で見てしまっては、白滝くんが嫌な気持ちになってしまうのは当然ですよね。

ヒツジちゃんの表情からは、藤原くんと密着してドキドキしちゃってることが伝わってきますし…。

だけど白滝くん、ヒツジちゃんの「ちゃんと断った」という言葉をしっかり聞いてくれて、

藤原くんがヒツジちゃんを抱き止めたのも、不可抗力だとちゃんと分かっている。

ただ……、未だに文化祭の時、着ぐるみで前が見えなかった自分を助けてくれたのは

白滝くんだと思っているヒツジちゃんの笑顔は、見ていてもどかしいでしょうね。

『それもオレじゃねーよ』

「……　オレもう少し頑張ってみるわ　絶対藤原にわたさねーから」

『諦める気があるなら告白なんてしねーで黙ってるだろ　わざわざ言ってきたってことは

真っ正面から取りに行くぞって意味だよな？』

3年生の送別会で行う演劇部の寸劇の、姫役に勝手に決められてしまったヒツジちゃんと、

王子役に指名された藤原くんと、王子役の代わりに自分がやると名乗り出た白滝くん。

また何だか大変なことに…！？一体どうなるのか…！？

「藤原はやらねーだろうから　オレがやる」

「別にやらねーなんて言ってねーけど」

フリとはいえ姫とのキスシーンがあると分かっている以上、どちらも譲る気はなさそうですね。

2人共採用、まさかのＷ王子！！ヒツジ姫を巡って藤原王子と白滝王子が、

とんでもなくバチバチしそうな予感しかしません。

次回31話の展開がとっても気になりますね……！！！！ 9月号が待ち遠しいです！！！！