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Cheese!(チーズ)3月号の王の獣 1話の感想です キラキラ

王の獣 第1回 藤間 麗 先生 著

ネタバレありの感想ですので、ご注意ください! お願い

 

 電子コミックが無料で読める情報の更新再開しました ハート

 別窓で記事がでます

 

 

ネタバレ大丈夫ですか?アセアセ

 

 

獣の特製を持った「亜人」の胡 藍月(こ らんげつ)は、第四皇子の天耀(てんよう)の「従獣」になりました。

他の どの皇子よりも、強い従獣を求めていた 天耀。

線が細いながらも 見事な剣の腕を持つ藍月を、長らく空席だった 自身の従獣として、迎え入れたのです。

しかし 実は、藍月は 天耀に復讐心を抱いています。

昔、まだ幼かった双子の弟も 天耀の従獣でした。しかし、殺されてしまった 弟の蘇月(そげつ)。

噂では「第四皇子 自ら手をかけた」と―――

『無為に死にゆくだけなら 賭けてやる 女を捨てて 武器を持ち 僕の復讐の牙が 弟の敵に届くように』

藍月は、なぜ弟は 殺されたのか、何のために死んだのか 確かめるため、

関わった奴らを すべて見つけるため、天耀を すぐには殺しません。

 

そんな中、藍月は 知るのです。蘇月を殺したのは 天耀ではないことを。

天耀は、今も 蘇月の死を悼んでくれていました。

『皇族も 争いも どうでもいい  僕は僕の復讐を遂げる

あの子を殺した奴が尻尾を出すなら あんたの側に居よう

その尻尾を確かに掴むまで あんたの従獣で構わない』

そうして 偽りの主従関係が生まれたのです―――

 

 

藤間 麗先生の新連載!! とても面白くて、ページをめくる手が 止まらなかった!! 興奮

私は「黎明のアルカナ」については 未読なのですが、第1話から その世界観に魅了されました き

女を捨てた、でも 美しい藍月が戦う姿に、ドキドキ ハラハラです…! 驚き

そして 意外にも、天耀が 人間味あふれる皇子だったこと、とても魅力的だと思いました。うっとり

藍月の復讐は 果たされるのか、天耀との偽りの主従は どうなっていくのか、

早くも 続きが気になって仕方ありません。第2話が 待ち遠しいです!!!!

 

 

Cheese!(チーズ)4月号 王の獣 第2回

 

怪我をした藍月を 心配する天耀。大博に頼み、藍月のため 薬を用意しようとしていました。

しかし、たった1日で 藍月の傷はなくなっていて、亜人である藍月の 治癒能力の高さに 驚き、

そして 綺麗に治ったことを、笑顔で喜ぶ 天耀です。

そんな様子を見ていた 大博は、藍月のこと、亜人のことを 良く思っていないらしく……。

天耀が 亜人に心を傾け、傷つき 悲しむことに対して、強い不満を持っています。

 

大博から、皇族が忍びで体を休める温泉の 掃除を命じられた、藍月。

1人 もくもくと掃除をしていたけれど、第三皇子の従獣に 襲われてしまい…!?

一方、藍月の身を案じる天耀は 藍月を探していて―――

 

 

第三皇子が 天耀を良く思っていないこと、見抜いた藍月は さすがですが、

男性の裸を見てしまい うなだれるところは、やっぱり 普通の女の子なんだなぁ、と思いました。

いつも 凛とした印象の藍月なので、可愛らしい一面が見えると 嬉しくなっちゃいます!き

でも その反面、そんな可愛らしい一面もある 藍月が、復讐のために すべて捨ててきたこと……、

とても とても…、悲しくなってしまいました。悲しス。

「僕が生きてる意味が わかりますか?」「異能者でもない 僕が 偶然 あなたの従獣になったとでも?

敵討以外に望むものなんて 欠片もない  だから僕を囮にして 使うべきなんです  僕は喜んで 従います

万一… 僕が死んだとしても  必ず爪痕は残します  だから お願いします

今度は逃がさず 敵を取ってください」

たった1つだけ、藍月が 天耀に望む、施し。それを聞かされた 天耀の涙が、切ないですね。涙

嗤う藍月と 泣く天耀の対比に、何だか 物悲しい気持ちになりつつ、しかし 不思議と魅了されました。

まだまだ物語は序章 といった感じなのでしょうね。次回の展開が 気になって仕方ありません!!

 

 

Cheese!(チーズ)5月号 王の獣 第3回

 

天耀は 蘇月のことを、とても 大事にしてくれていました。

今も、蘇月を死なせてしまったことを 深く後悔しています…。

 

藍月を連れて、第二皇子の麗雲のもとを訪ねた 天耀。

すると麗雲は 天耀に、お互いの従獣を戦わせることを 提案してきました。

「いいですよ」「競わせましょう」「藍月 やりなさい」

『突然 こんな所に来て… 第二皇子の従獣と 戦わせるなんて…

どういうつもりだろう  …やっぱり 怒らせたのだろうか』

戦いは 藍月が優勢。麗雲が投げ渡した 笛で、麗雲の従獣は「異能」を使いますが、藍月の勝利です。

この戦いによって、易々と他人に見せるものではない 従獣の「異能」を見せた麗雲は、

天耀に 敵意がないことを示し、天耀も それを信じます。

 

以前、天耀は 蘇月が死んだ時にも、こうして 突然、麗雲を 訪ねたことがありました。

他の皇子の誰かが 蘇月を殺した。そう推測して 犯人を探していたのです。

ところが、新たな火種を生むことになる…… という理由で、陛下に 止められてしまいました。

だけど 今度こそ、自分の従獣を狙う物を、蘇月を殺した人物を、突き止めようとしている 天耀。

そして、藍月を 理解したい、と思っています。

「私は今日 私の覚悟を見せたつもりだ これから ああして 他の皇子を調べていく

私はこれから 今まで以上に 私を邪魔に思う者にとって 疎ましくなるだろう

その者たちはまた おまえを狙うかもしれぬし 私に向かってくるかもしれぬ  だから

おまえに命を預けると言っている  藍月」

 

 

命をかけて、蘇月を殺した人物を捕らえ、罪を償わせることを 約束してくれた天耀を、

藍月は 信じることができるでしょうか? そうなってほしいですね。

天耀の決意を知り、どのような感情が 藍月に芽生えるのか、とても 気になります…!!

それから、中華ファンタジー感満載の背景が 美しすぎる き 次回も すっごく楽しみです!!!!

 

第4話は こちら

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