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Cheese!(チーズ)10月号の王の獣 8話の感想です キラキラ

王の獣 第8回 藤間 麗 先生 著

ネタバレありの感想です。ご注意ください! お願い

 電子コミックが無料で読める情報の更新再開しました ハート

 別窓で記事がでます

ネタバレ大丈夫ですか?アセアセ

単行本派の方、まだ発売されていない 2巻の内容を書いていますので、ご注意ください。

第四王子の天耀と 従獣の藍月は、第一皇子の旺眞が催す宴に 招待されました。

旺眞は 天耀を狙うような方ではない、と 分かっていますが、

しかし、宮中は いろんな者の欲が渦巻く場所。気は抜かない 2人です。

旺眞、逞牙、天耀、天藍、大博、5人が集まった 宴は、亜人の女性が働く 妓楼で開かれました。

宴に良い場所を探していた 旺眞が、宴好きの第二皇子 麗雲に聞いたところ、

花でも愛でながら 飲めばいい、と アドバイスされたからです。

皇宮から抜けてきた皇子たちは 酒を酌み交わし、従者たちと共に 楽しい一時を過ごします。

そして 夜が更けると、体が弱い旺眞は 先に帰ることに。

「逞牙も藍月も 息抜きだと思って… 今日は遊んでいくといい」

旺眞が そう言うと、天耀も「では…」と立ち上がり、1人の女性を連れて 別の場所へ行ってしまいました。

「私はこの者と続きを飲むことにしよう」「藍月 おまえも好きにしなさい ではね」

さらには 大博も帰ってしまい、天藍は 捨てられた犬のような表情……。

悪気なく絡んでくる逞牙を 振り払って、店の外に出ます。

『…ここはそういう所だ そのために存在している …でも  天耀様の ばか……

 ここは…  亜人の女たち(ぼくたち)の 牢獄なのに』

天耀がいるからって 今日は見張りなんてしなくていい…けれど、藍月は 帰ろうとしません。

妓楼のすぐそばの屋根の上で 座り込む藍月に、ここで飲み直そう と逞牙が提案しました。

2人で かなりの量を飲んだのに、まったく酔わない 藍月。……と思いきや、実は 酔っているらしく、

ぐちぐち ぶつぶつと文句を言い出し、「見損なった」と口にします。

「―――おまえさ  第四皇子のこと 信頼してるっつーか… 好きなのな…」「なんで?」

「…だって… 天耀様は 光だもん」「…おまえは どうなんだ  旺眞様のこと まだあんな風に 見下して…」

「あー してねーよ  …してねーけど

いや してるかも やっぱり俺は 人間も皇族も 好きじゃねえ

だからおまえが わからん  なんでそこまで 尽くす気になるんだか

望んで従獣になったわけじゃねえし  まあ 運命だと思って 腹は括ったけどな」

すると 藍月は、八つ当たりで 逞牙に勝負を挑みました。

体術では、逞牙を圧倒する 藍月ですが、逞牙が 異能(アルカナ)の力を使うと、藍月は 勝てません―――

翌朝 藍月は、妓楼から出てきた 天耀を出迎え、一緒に歩いて 皇宮へ戻ります。

そして 天耀を送り届けた途端、飲みすぎが原因で倒れてしまう 藍月。天耀が 駆け寄りました。

『鼻が効くのが 恨めしい 自分の酒気より 貴方の匂いより 強く香る  女の…匂い』

藍月は 天耀から離れ、「……いやだ」と訴え始めます。

「天耀様が…妓楼に行くの いやです ぼく

だって…あそこは… 牢獄なのに  酷いです  花じゃないです  いやです…」

「…そうか そうだな すまない藍月

だが一つ言い訳させてもらうと 女人を買ったわけではないんだ 妓楼は情報を集めるのに 優れていてね

あの者は私に情報を流してくれる 馴染みなんだよ  今度改めて紹介しよう」

「ごめんなさい  …ごめんなさい」

「どうした 何も泣くこと…」

「僕は…役立たずです  弱いです

天耀様を守らなくちゃいけないのに… 僕は望んで従獣になったのに 運命じゃなかったのに

アルカナがないから…  逞牙にも力を使われたら 勝てないんです…」

「藍月…」

『ああ 天耀様が 困った顔してる 僕 何言ってるんだ

甘えてる こんなの初めてだ なんでこんなに この人を信じているんだろう

なんで? だって 孤独に…疲れたから  寄る辺が 欲しくて

 この人なら… 蘇月も 許してくれるよね?』

藍月が、天耀に 甘えることができているのは、天耀を困らせるほど 素直になれているのは、

お酒の力だけじゃなく、天耀のことを独占したい気持ちが 芽生えているからなのかな、と思いました。驚き

天耀に心を許す 藍月のことを、天耀も「…可愛いな」と感じてくれていることに キュンとしちゃいます…ハート

2人の関係は どう変わっていくのか、次回の展開も 楽しみですね。9話を 早く読みたいです!!き

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